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本繁垂木の加工

天峰浅羽作業場で加工しているもの。

竹林寺様本堂の軒廻りに取り付く 桧の化粧垂木です。

本繁垂木(ほんしげたるき)のため、本数がかなり多いんです!!

現場では本堂建て方中ですが、加工はどんどん進んでいきますヨ!

 

 

そして、この中の多くは、四角(角が直角)ではありません。

軒の反りに合わせ平行四辺形に造っていきます。

反った部分に取り付いても、正面から見たら垂直に取り付くようにしなければならないからです。

模型で見ていただくと分かりやすいのでどうぞ↓

この化粧垂木だけで約1000本!!

取り付く場所で、すべて角度が違うため丁寧に加工していきます(^^)/

さて、

本繁垂木とは…

正確には本繁垂木には2種類あり、

『 小間返し 』と『 背返し 』があるんです。

日本の寺院には一般的に、『 背返し 』の本繁(せがえしのほんしげ)が多く、

竹林寺様では背返しの本繁です。

垂木は長方形で幅と高さが違います。

垂木と垂木の隙間を、高さ分とるのか幅分とるのかで

呼び名や、もちろん仕上がりも変わります。

完成した軒を見上げた時の美しさは格別ですよ!(^^)!

今からもう完成の様子が目に浮かびます♪

平松

 

 

 

 

 

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