蓮華寺様山門の現寸図描き
駿東郡清水町の蓮華寺様山門の現寸図描きを行っており、
引き続いて型板取りに移っています。
銅板一文字葺きの屋根仕上になるため、
軒付部分の厚みや軒反りなど、現地の山門建立地をもとに
伽藍に合った仕上がりになるよう入念な打ち合わせの上、現寸図を描いています。
蓮華寺様の山門は『 四脚門 』での構造になります。
四脚門とは…
「しきゃくもん」や「よつあしもん」と読みます。
山門柱の構造や数によって呼び名が変わります。
真ん中にある柱が門柱で、前後にある柱が控柱(ひかえばしら)ですが、
この控柱の本数をもって表します。
前後左右にある控柱が4本の場合、四脚門。
8本の場合、八脚門(やつあしもん)と言います。
山門にも構造やつくりによって呼び名がいろいろありますので、
またの機会にブログで紹介しますネ。
平松