千手寺様本堂は瓦屋にバトンタッチ
磐田市の千手寺様本堂新築工事では、
毎日、強風と闘いながら瓦屋根下地が完成しました。
軒廻りも綺麗に納まりまして、
千手寺様は一軒(ひとのき)といって、
『 化粧垂木 』が一重です。
その分、反りの線には気を使い丁寧に仕事しました。
玄関棟や下屋部分の屋根は瓦やさんが入っていますが、
本堂屋根もこれから瓦やさんにバトンタッチします。
寒い時期ですがよろしくお願いします。
化粧垂木…とは
寺社建築などの場合、屋根を見上げた時に見える垂木と、
屋根葺き材が載る屋根の下地となり、
屋根裏に入ってしまい見えなくなる垂木の二つあります。
化粧垂木には、地垂木(じたるき)と飛燕垂木(ひえんたるき)、
があり、桁から木負下までの垂木を地垂木。
二軒(ふたのき=化粧垂木が二重の軒)の場合、
木負から軒先までの垂木。
です。
監督・澤元