静岡産漆(うるし)の木
静岡産漆(うるし)の木を静岡浅間神社の社務所に展示しています。
昨年2018年に奥静岡の山にて、漆掻き職人さんが漆を採った漆の木です。
漆掻きとは、漆の樹皮に傷をつけてにじみ出る生漆(きうるし)をへらでかきとって採集することで、
写真の漆を見ていただくとわかるように横に筋が何本も付いているところがソレです。
昨年、漆を採取し終わって伐採した漆の木(←このことを殺し掻きと言う)を譲り受けた神社が展示する台を付けてほしいとのことで増田が製作しました。
現在、静岡市役所でも中山間地振興課などで漆山復活の道筋をつけるよう動き始めています。
静岡には国宝久能山東照宮や重要文化財静岡浅間神社の社殿群があり、
漆が大量に必要です。
地場の漆で地元の大切な文化財を保存修理していけたら素敵ですよね。
平松