静岡浅間神社で施工している重要文化財楼門保存修理では、
最終仕上げの漆塗り工事が順次仕上がってきています。
写真ですと、深い艶が伝わりにくいのですが、
実物は見事に美しいです。
彩色工事も並行して仕上げを行っており、
早く足場を解体して皆さんにお披露目したいなと思ってしまいます。
画像は、楼門上層の軒周りや屋根の妻部分ですが、
漆塗り職人さんがホントに丁寧に仕上げてくれまして、
吸い込まれそうな深い艶には感激・感動します。
漆は紫外線に弱く、数年しかもたないのにあえて屋根銅板まで全面塗るということの、
江戸時代 徳川幕府の権力や豪華絢爛の象徴をひしひしと感じます。
平松