過去の教訓から学ぶこと
昨日1月17日、6434人が亡くなった阪神淡路大震災から26年が経ちました。
ニュースで採り上げられる数も減ってきてしまっていますが、
私たち建築関係者としては、いつまでも語り継がなければならないと思っていますし、
耐震や防災についても発信していかなければと思っております。
この地震をきっかけに、日本各地で耐震が叫ばれ住宅や公共建物など工事が進みましたし、
新築ではガッチリした構造が常識になりました。
ただ、古くから存続する寺社仏閣は対応できていない建物が多くあります。
人命を最優先に考えた時、人の出入りがある寺社仏閣は耐震工事が必要と考えますし、
阪神大震災後、昔からのつくりである伝統構法に合った『 限界耐力計算法 』が認可されました。
少しずつ耐震(制震)工事を検討する寺社が出てきていると感じておりますが、
この東海地方で万がいち大地震が起きた時に備えて、
もっと普及させていくことも使命だと思っております。
寺社仏閣の耐震相談は、天峰設計スタッフがアドバイスや色々な提案ができますので是非ご相談ください。
平松