ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」
昨年、2020年末に登録された「ユネスコ無形文化遺産 」の紹介をします。
登録は 『 伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術 』という名目で、
17業種による幅広い建造物修理技術の継承が認定範囲です。
寺社仏閣に代表される装飾や仕上げ材などは、素材はもちろん技術や技法なども脈々と受け継がれてきました。
樹木や植物、土や岩など持続可能なサイクルを目的とし、
歴史や文化や郷土史なども広い範囲で後世へ繋いでいければと心から願います。
建造物木工。現在でいう堂宮大工は、昔は『 番匠 』や『 工匠 』と呼ばれ、
現場のまとめ役を棟梁と呼び総指揮をとって活躍していました。
天峰建設は堂宮大工の職人集団です。この世界遺産登録の真っただ中にいる現役大工として、
これからも誇りを持って技術・技能、そして人材を後世に伝えていく努力をしていきます。
平松