湖西市の東雲寺様本堂須弥壇の修理で摺り漆(すりうるし)を行っている天峰伝統工芸部の様子です。
漆を重ねるたびに、徐々にツヤが出てケヤキの美しい杢目が浮かび上がってきます。
部屋内は調湿機によって湿度を調整しており、
漆が硬化する絶妙な温度や湿度を保っています。
装飾部材や天板の板材はムロに入れ、硬化状況を確認していきます。
天峰工芸部では漆や彩色、彫刻なども施工できる工房を造ったことで
高品質の製品を提供できるようになりました。
これからもっともっと伝統文化や技術継承を伝えられるように頑張ります!
平松