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鐘突き棒

天峰の材木在庫の中から秘蔵?の一本を出しました。

龍雲寺様鐘楼堂に使用します 『 シュロ 』の木です。

このボコボコの肌!

カラカラに乾燥しているのにズッシリ重い!

堅すぎず柔らかすぎないシュロ特有の繊維質のおかげで

鐘つきには最適なんです!(^^)!

「 ゴォーーーーン」という低く響く良い音を引き出してくれます。

梵鐘を突く撞木にはシュロの木が多く使われています。

そこで『シュロ(棕櫚)』ですが、

ヤシ目ヤシ科の常緑高木で、円柱状。分岐せずに垂直に伸び、大きいものでは10メートルほどになる。

お寺でシュロの木が多く植えられているのは、やはり鐘突きの撞木の取り換え用を考えてのことだと思われます。

皮(繊維質の毛みたいなもの)をむくと、見た目以上に細く、

梵鐘の撞木として使用できるようになるまでには長い年月が必要です。

                       平松

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