綺麗に復活
S寺様の本堂内部をよみがえらせています!!
シミ抜きや汚れ取りと、オイル仕上げ。
上の写真は、天井をよみがえらせた写真です。
築約100年の本堂ですが、
建築した時に、柱・虹梁・天井いたるところに「砥の粉」をベタベタに塗りたくったようです。
砥の粉とは…
砥石を削って作った粉末。また黄土を焼いて作った粉末で、
昔は刀などを磨き、また、板・柱などの色付け、漆器の塗り下地用とし、
あるいは白粉と混ぜて舞台化粧に用いるようで、
大工も昔は、建設中の手あか防止や、磨いてツヤ出しとして使うことがあったようです。
S寺様も彫刻のミゾに溜まるほど塗ったようです。
まずは、それを剥離することから始まり、
長年の汚れやシミをとってからの仕上げをかけ、
新築同然のような綺麗な本堂内部へと復活をとげています。
お寺の方も大喜びですし、
施工しているこちら側もとてもやりがいがあります(^o^)
平松