地震への備え
応急危険度判定士の講習(会議)に出席してきました。
地震災害及び津波災害が起こった場合における災害対策本部組織図の確認から、配備態勢、連絡~集合、判定実施などなど、再確認や、メール連絡の活用を会議しました。
内容から、抜粋します。
先月の6月27日に、静岡県が『第4次地震被害想定』を発表しました。
東海地震・津波クラスをレベル1
南海トラフ巨大地震・津波をレベル2
の被害想定の中で、レベル2(冬深夜・予知なし)と仮定すると
静岡県内、全壊・焼失 約304000棟←阪神淡路地震の3倍!ちなみに10件に4件は全壊。
県内死者、約105000人←東日本大震災の5倍!阪神淡路地震の16倍!
更にショックな過去データとしては、阪神淡路地震では、死者6400人のうち8割が倒壊によるもの。
更に、死者の6割以上が、15分以内に死亡しているんです。
けがした人の5割は、家具などによる影響です。
東日本大震災後、津波に関してが大きくとり上げられていますが、
県内想定では、津波による全壊が約28000棟に対し、
揺れによる全壊は約191000棟と、じつに6.8倍!!
揺れによる対策(耐震性能の向上=耐震補強)をもう一度見直し、
家具・家電の転倒防止や固定、落下物の対策を考えましょう!!
そして、災害時の備え(非常持ち出し品・備蓄品・災害用伝言ダイヤルの使用法)など、家族で再確認しておきましょう!
もう一つ!!
阪神淡路地震の時、救助された人の8割が『近所・家族』でした。
「近所付き合い」を大切にしましょう!
まずは、自らができることから備え、改善していきましょう。
平松