築246年が判明
龍泉寺様既存書院の解体が完了しまして、
解体前、煤(すす)だらけの屋根裏を見た際には探し出せなかった棟札が発見されました(^o^)
梁に打ち付けてあったんですが、
当たってる部分だけは煤(すす)が付かず、文字が読めました。
『 天保 三 壬辰 年』
さらに、書院に乗っていた鬼瓦の裏からも年号の刻みが出てきました。
『明和五年 成子』
この建物が移築されてきたことは分かっていたので、
照らし合わせると、
1768年 (246年前)建立され、
1832年 (182年前)に移築されてきたことが
わかりました。
幾度もの地震に耐え、大切に守られてきたことが伺えます。
さすがに、シロアリ被害と老朽化には限界が近づいていましたが、
その時代にこれだけの大書院を建立することの偉大さを感じました。
木造建築が長持ちすることが証明されています!(^^)!
瓦も長持ちしますねぇ。だいぶ傷んでましたけど、これだけもてば合格ですよね。
来月上棟を控える大書院は、かる~く250年は耐えうる骨格ですよ!
さらに大きな建物になるので、使い道も広がるでしょう(^o^)
平松