府八幡宮の楼門保存修理では
化粧垂木まで解体し終わりました。
その中で面白いもの…。
方角を表した番付です。
垂木の上端(上の面)に書かれた字は
『 うしとら 』『 つま 』
訳は妻側(横の面の屋根)で北東ってことです。
『 たつみ 』
訳は南東。
など、方位番付がすべて「 干支 」です。
もちろん、昔は干支で方位方角や、時間までも表していたことは知っていましたが、
現代この番付が書かれた新築建物があっても、分かる人は少ないでしょうね~。
いつごろまで干支の方位が使われていたんでしょうか?
また調べていきたいと思います。
昔と今とでは方位の表し方が違い、番付も違いますねって話でした。
平松