瓦屋根と注意事項
浜松市、正光寺様の現場では
瓦屋さんが位牌堂・書院の屋根を葺き終わります。
順調に進んでおり、下で造作をする大工さんたちも安心です!
ブログをご覧に方々に覚えておいていただきたいこと…。
もし、屋根に登ることがあったなら!
『 ドブ 』を踏んで歩いてください。
和型(日本瓦)瓦の場合、凹んだ部分を『 ドブ 』。
山になった部分を『 肩 』と言ったりもします。
肩を踏むとズレたり、浮き上がったり、割れやすかったりします。
年数の経った瓦は特に 「 踏む場所 」注意です!
更に、一番軒先の1枚(軒瓦)や、
一番 際の瓦(袖瓦)は踏まないようにしましょう。
特に、袖瓦はキレイに摺り合わせて刻んであるため、
踏むなどして瓦が動くと 欠けたりしやすいんです。
よく見える部分なので気をつけましょう。
この、軒瓦と袖瓦については、差し替えも容易ではないので注意が必要です。
上記の注意事項は、もし屋根に登ることがあったら。の注意事項ですが、
ほとんどの方は関係ないでしょうね(^O^)
瓦屋根のお話しでした。
平松