神社の『桧』
磐田市の津島神社新築を長谷川棟梁が墨付け・刻みを進めています。
この「桧」の材木は神社に生えていた桧なんです。
神社建て替えの話が出た数年前、建築材にと切り倒し、製材しておいたものなんですヨ。
ですから、節だらけデス。
だからこそ、生きていた証拠です!
幹から枝が出て葉が生い茂る⇒製材すれば『節』として表面にでる。
津島神社の境内や裏山に元気に育っていた木が、
こうして建物材に生まれ代わり、
これから『神社』として数百年生き続ける!!
素晴らしいです!
材木は本当に喜んでいると思います。
節があろうがなかろうが、生きてきた『木』を自然乾燥し、生きた『材』として命を吹込む…。
大工としての根本的な使命のような気がします。
こんなことを考えると 大工でよかった…。
といつも思います(^O^)
平松