秋葉山本宮秋葉神社、手水舎修理工事着工
秋葉山本宮秋葉神社、上社の手水舎の修理工事に取り掛かっています。
社務所前にある大きな手水舎ですが、長年の風雨により柱の足元が腐ってしまっていました。
補修工事には、数種類の見積り提案を行い、
強度なども考慮して4本とも柱の入れ替えを行うことになりました。
そのためには、屋根部分を持ち上げて、その状態で固定維持しておかないといけません。
進入禁止のバリケードを施し、揚げ屋を行い、
天峰大工8人がかりで人力解体を行いました。
基礎と固定されていたステンボルトを外し、
斗栱(ときょう=組み物)を外し、
18尺(5.5メートル)の虹梁を1カ所づつ外して、
屋根が浮いただけの状態になりました。
これから作業場では、天峰倉庫保管の天然乾燥材ケヤキを、
丸柱加工して、既存虹梁に合うよう刻んでいきます。
参詣者にはご迷惑をお掛け致しますが、
安全で強固な手水舎へと修理いたしますので
今しばらくお待ちください。
平松