1. HOME
  2. ブログ
  3. 計測・採寸・寸法とさしがね

計測・採寸・寸法とさしがね

たまに出番のある「ウォーキングメジャー」といいます。

距離を測るのにコロコロ転がします。

ただ、正確ではありません。

特に、舗装以外では誤差が出るため、敷地や距離計測などおおよその採寸に使用します。

こちら巻尺。

巻尺の方がまだ誤差が少ないですね。

ただ、長距離の計測には二人で行わないとスムーズにいきません。

精度的には、たるんだり、テープ自体の伸縮があります。

こちらスケール。

通称、メジャーとも言いますネ。

スチール製(鉄)が多いため、計測での誤差は少なめで、

手軽ですが、長距離を計測するには大変です。

私たちは『 尺 』を使うため、メジャーも「尺相当目盛付」でないと用が足りません(笑)

皆様もご存知かとは思いますが、大工は『 さしがね 』を使います。

「指矩」と書くと習ってきましたが、「差金」と書くことも。

さしがねの事を、曲尺(かねじゃく)や曲尺(まがりじゃく)と言う地方もあるそうです。

学生時代は、もちろん ミリ・センチ・メートルで勉強しましたが、

大工の世界に入り、はじめは苦戦した覚えがありますが、

いつの間にか『 尺 』『 寸 』でないと長さのイメージがつかなくなり、

他人と話すときにも

「 しゃくご くらいだら。 」

や、

「 ごぶってとこだね。」

なんて、通じない寸法表現してしまいます…。

ちなみに しゃくご。1尺5寸=約45センチ。

ごぶ。5分=約1.5センチ。

お客さんと話をする時はなるべく注意してるのですが(笑)

専門用語や理解不能な言葉が出たら、すぐに質問してくださいネ!

話戻しますが、大工は『 さしがね 』が命ってことです。

さしがねのスゴさは、また後ほど。

平松

 

 

 

最近の投稿

月を選択