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適材適所の選木

竹林寺様本堂の墨付けの様子です。

小澤棟梁は、本堂柱に使用する桧七寸角(21センチ角)を広げ、

堂内の適材適所に配置させるよう、

一本一本選木しています。

七寸角の柱と吊束だけでも56本!

 

さらに、向拝柱や来迎柱、四天柱なども合わせると約70本になります。

全ての柱の素性、杢目、癖、などを判断しながらの選別は、

経験を積み、熟練された堂宮大工だからこその、成せる業デス!!

一つ一つの建物に命を吹き込む。

棟梁の、そして刻む大工の『 思い 』がゆっくりゆっくり入っていきます。

平松

 

 

 

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