天峰ブログ 2015.10.17 適材適所の選木 竹林寺様本堂の墨付けの様子です。 小澤棟梁は、本堂柱に使用する桧七寸角(21センチ角)を広げ、 堂内の適材適所に配置させるよう、 一本一本選木しています。 七寸角の柱と吊束だけでも56本! さらに、向拝柱や来迎柱、四天柱なども合わせると約70本になります。 全ての柱の素性、杢目、癖、などを判断しながらの選別は、 経験を積み、熟練された堂宮大工だからこその、成せる業デス!! 一つ一つの建物に命を吹き込む。 棟梁の、そして刻む大工の『 思い 』がゆっくりゆっくり入っていきます。 平松 Tweet Share +1 RSS 天峰ブログ