光福寺様、裳階(もこし)の建て方
浜松市の光福寺様本堂は、裳階(もこし)の建て方を行いました。
本堂軒下なので、レッカーも使えません。
大きな梁などの材木も、みんなで掛け声を合わせて力勝負です!!
ケイタも張り切っています!(^^)!
太田棟梁に怒鳴られながらもテキパキと動いて、だんだん要領が良くなってきました!
この時期なのに寒くないのでありがたいですし、
昨日は風がなく仕事がはかどりました。
完成時には屋根が二層に見えることもあり、外観に優美さを持たすことができます。
さて、
『 裳階(もこし) 』 とは…
仏堂の軒下壁面に付いた庇状構造物で、本屋根の下にもう一重屋根をかけるかたちで造られています。
法隆寺金堂や五重塔、薬師寺などでも見られますが、
寺院建築では古くから多く用いられています。
写真は、平等院鳳凰堂ですが本屋根の下にある屋根のことです。
住宅で言うと「 下屋 」と言ったりもします。
平松