本堂階段の作り替え工事
M寺様で、本堂正面階段の作り替え工事を行いました。
約30年近く前に製作した木製階段が、
経年劣化もかなり進んでいたんですが、
シロアリが入ってしまいボソボソに…。
数種類の提案図面と見積もりを天峰から出し、総代様とご住職とで検討された結果、
コンクリート下地の御影石貼り階段に決定!
今までは、段差が大きく、はうように上っていた方もあるとおっしゃっていたので
段差を少なくし、踏み面(足を乗せる部分)を広く取って、
今までの3段から7段にしました。
工事過程を写真でどうぞ ↓↓
木製階段を解体し、基礎工事着工!
型枠を造っていきます。
コンクリートを打設し、養生(硬化期間)後、型枠を外します。
ここまでで5日。
ここから、仕上げの石貼り工事
蹴込(けこみ=階段の立ち上がり部分)を先に施工していき、
そのあと踏み面の板石を、キッチリ高さを出しながら丁寧に施工します。
最後に階段側面を張って仕上げ完成!!
一番上の段は、幅を広く取り、靴を脱げるように計画しました。
参道とも綺麗にマッチし、長持ちする使いやすい階段が完成です!(^^)!
このあと、手すり(今回は右側のみ)を設置しすべて完成となります。
工事日数10日間!
檀家さんも本堂・位牌堂へお参りしやすい安全な階段ができて、
ご住職も喜んでくれています。
平松