原寸&材料出し
大円寺様山門新築工事の原寸描きの様子です。
実際の建物の原寸大の絵を描きます。反りを一本一本確認しながら、曲がりを決めていきます。
昔から伝わるこのやり方が、やはり一番いい曲線ラインをだせます。
建築物の大きさ、高さやかたち、伽藍(がらん)との調和、宗派などあらゆる事を考慮し、一棟一棟見合った反り、きれいなこだわりのある建物を描いていきます。
初棟梁を任せられた鳥羽瀬は、寝ても覚めても屋根の事で頭がいっぱいです。
この経験を積み重ね一人前の宮大工として成長していきます。
事務所横の材木倉庫のケヤキの山
同じく大円寺様山門に使用するケヤキ材検品と材料出しをしました。
事務所横の倉庫と豊岡の倉庫より柱、桁、虹梁などを10年~20年寝かせた在庫から選出しましたよ。
これから墨付け・刻みにはいります(^O^)
平松