静岡浅間神社で本殿遷座祭が行われました
12月3日(土)には、静岡浅間神社の大歳御祖神社本殿遷座祭(おおとしみおやじんじゃ ほんでんせんざさい)が執り行われました。
重要文化財である本殿の改修工事は、先月11月に竣工し、
工事中仮安置しておりました八千戈神社(やちほこじんじゃ)より御遷り(おうつり)いただく神事です。
上の写真は遷座祭 開始前の八千戈神社。
祭事は18時より行われ、約1時間の祭事でしたがこの時期ですので辺りは真っ暗。
大神様は、暗闇の中を移動されますので電灯や明かりすべてが消され、
たい松の小さな炎が行く手を照らすのみのご異動です。
肉眼で目を凝らしてうっすら見えるかどうかの行列。
写真に写るはずもありません…。中心の光はたい松の炎。
御遷座後に照明が灯され、神事完了の挨拶が宮司様より行われました。
大変貴重な神事に参列させていただきまして心より感謝いたします。
さらに、翌日の4日(日)には『 奉祝奉幣祭 』が執り行われ、
本殿遷座祭齋行にあたり皇室より賜ったお供えものを神前に奉献し、
本殿遷座祭が無事に終了したことをお祝いました。
川勝県知事や静岡市田辺市長もご出席されており、
厳かに式典が行われました。
直会にも御呼ばれさせていただき、
貴重な体験と共に工事完成のお祝いが出来たことに感謝感激いたしました。
上の写真は本殿屋根工事を行った約1年前の様子。
平成の大改修の一つである重要文化財・大歳御祖神社本殿の屋根改修保存工事を請負わせていただいたことは天峰建設にとって大きな一歩でしたし、
これから この経験と誇りをもって更なる飛躍に繋げていきたいと考えております。
静岡浅間神社様、本当におめでとうございました。
PSブログをご覧の方で静岡浅間神社へお詣りに行かれる方、ぜひ大歳御祖神社へお詣りを(^^)/
本殿は下からでは見えにくいかもしれませんが、改修後の美しい姿をご覧になってくださいネ。
平松