本堂瓦葺き替え工事では
島田市の普門院様本堂屋根替え工事では、
入母屋部分の箕甲(みのこう)を修繕・改修しています。
元々の箕甲は、瓦から雨漏りがひどく、
その原因としては、木部下地の勾配(角度)に無理があったために
瓦葺きの処理が不備だったことにあります。
今回は、裏甲(うらこう)をもう一段追加し、
箕甲の勾配を抑え、瓦の納まり、そして雨水の流れを改善するようにしています。
古色を施しながら施工している為、写真では分かりにくいかもしれませんが、
約10センチほど厚みが増した形になります。
今回の瓦葺き替えから次回葺き替えまでは、
最低でも100年以上もつように改善しながら最良の工法で直していきます。
平松