広島へ漆の勉強
昨日は、広島まで漆の勉強に行ってきました。
天峰のように社寺仏閣や屋台建造において『 漆 』は切っても切り離せない仕上げの一つです。
以前から多くの漆やさんにはお世話になっており、
係わりはあったのですが、
この度、静岡浅間神社の楼門文化財工事では
工事内容の多くが漆工事や極彩色、金箔押しを含めた飾り金物工事であり、
各仕事内容を管轄する元請会社として天峰は深く知識を持たなければならないと考えております。
国宝や国指定重要文化財では国産漆の使用が必須になるため、
見分けができなくては話にならないですし、
30~40ある漆作業の基準工程についても
把握し指示・監理できなくてはいけませんし、
後世に残す宝を創建当時のまま伝えることができるよう努力いたします。
国宝であり、漆塗り、丹塗の代表建造物である厳島神社もシッカリ見てきました。
3回目の訪問でしたが、説明を受けながら見学したので、
新しい発見ばかりでとても勉強になりました。
日帰りで疲れましたが、多くを吸収出来た1日でした。
これからも精進していきたいと思います。
平松