文化財に使用する材木の検品・検査
浜松市指定有形文化財の瑞雲院様鐘楼保存修理工事では、
監理である万匠会(=NPO静岡県伝統建築技術協会)の先生方が、
材木の検品・検査に来てくださいました。
再使用不可能な傷みの激しい部材は、
樹種はもちろんのこと、品質や等級においても古材と同程度を要求されます。
天峰では、20年以上天然乾燥させた楠(クス)材や樫(カシ)材、欅(ケヤキ)材も大量に保管してあるため、
その中から、検品していただいて確認していただきました。
補修作業の過程も確認とチェックしてくださり、
加藤棟梁が丁寧に加工している作業も確認していただきました。
後世に残していく大切な文化財に愛情かけて作業します。
平松