奈良までヘラ書きに行ってきました
浜松市の瑞生寺様では、本堂耐震屋根葺き替え工事のため
鬼瓦が大小合わせて14個必要になります。
その鬼瓦の志納者とともに奈良県の鬼板師のもとヘラ書きに行ってきました。
『 ヘラ書き 』とは
瓦を製作中、まだ粘土が乾かないうちに「ヘラ」で文字を彫ることです。
主には年号や祈念文、名前などが多いですが基本的には自由です。
大鬼瓦は皆さんイメージしていたよりもおおきく
間近で見て圧倒されていました。
まだ製作前や製作中の鬼瓦に関しては板状のものにヘラ書きし、
うまく合わせてくれるそうです。
実際に鬼瓦の制作工房を見学する機会もないので
とても勉強になりましたし、焼きあがる前の瓦を見ることができとても良かったですし、
屋根に葺かれるのがとても楽しみになりました。
澤元