六角堂屋根の仮組み中
神奈川県平塚市の神田寺様六角堂の仮組みが始まりました。
現地にて作業が順調に進むよう、一度組み上げて状態を確認するためです。
正六角形のため、真上から見れば60度、120度で組み合わされます。
ただし、屋根の勾配(角度)や化粧軒の勾配(角度)がついているため
その通りではありません。
計算や指金、展開図を駆使して現寸図を描いてキッチリ出していきます。
六角形の真束の各面には隅木が刺さり、ガッチリ固定されます。
化粧垂木や茅負などの軒まわり材はこれからですが、
高いところから見ると屋根の形状が見えてきます。
8月上旬には上棟を控えているので、そこまでキッチリ合わせておきたいと思います。
平松