須弥壇の解体が始まりました。良く調べると、既存の須弥壇は他寺院から持ってきたものかもしれません。
来迎柱部分の取り合いが合っていないうえに、
各部分で今の本堂とは形状が合わない部分があり、
大切に再利用していたものだということがわかりました。
貴重な材木であり、高価な仏具ですので大切に再利用していたのでしょうね。
すでに虫食いだらけでボソボソの部分もあり、
傷みはかなり進行していましたので、役目を全うした須弥壇です。
ペンキで塗られてしまっていた柱などは、剥離し元の状態に戻します。
来週からは、漆が仕上がった新造須弥壇を組み立てていきます。
平松