豪雨対策と合わせて強風対策も
今年はホント雨の多い梅雨です。
雨だけでなく、風も強い時がありお寺の深い軒でさえ雨が降り込んでいたりします。
近年では既存の本堂に雨戸を付ける相談も多く
設置例を紹介します。
本堂には、外長押(そとなげし)という部材が取り付いていることが多く、
その部材に雨戸をはめ込む加工(溝掘り)やレール取付を行い、
既存建具の外部側に雨戸板をスライドさせて取り付けることが多いです。
外長押がない場合にも、外長押代わりの部材を取り付けて同様に雨戸板の設置ができます。
雨戸はついているが、木戸なので重くて使っていないというお寺さんは、
雨戸板をスチール製に替えて使い勝手を良くする工事もできます。
梅雨明けすれば、台風シーズンがやってきます。
豪雨にも強風にも対策が必要ではないでしょうか。
平松