春の陽気と美しい楼門
静岡浅間神社で昨年12月1日に竣工式を行った重要文化財楼門は、創建当初の美しい姿で参詣者を迎え入れてくれています。
建物や彫刻は漆や彩色の塗り直し、錺金具の金箔などの押し直しを約３年の歳月をかけて装飾し直しました！
ただ、漆の輝きははかなく、紫外線の当たる部分に関してはどんどんツヤが落ちていってしまいます。
ツヤのある漆も良いですし、ツヤが無くなりツヤ消しの漆もまた良いものですが、
私たち文化財工事を施工した側からですと、一生懸命作業に向き合った賜物であり、
是非ツヤのある状態を見ていただきたいものです。
だんだん春に向かって気候も良くなってきましたし、
散歩がてら静岡浅間神社『 おせんげんさん 』に寄ってみてはいかがですか？
平松
