浜松市の光福寺様では、年越しの除夜の鐘で突く『 橦木 』を新しいものに取り替えました。
以前のものと同じ桧の5寸丸棒(15㎝)で製作しました。
梵鐘の橦木としてよく使われる「 棕櫚(しゅろ)」の木と「 桧 」で2種類提案させていただき、
総代会で検討の結果、以前と同じ「桧」に決定しました。
金具は以前のものを部分使用しながら、劣化や腐食で傷んだ部分を新規に製作しました。
桧は天然ヒノキの芯去り材を使用し、割れや劣化に強い赤身部分のみで造りました。
1年の汚れを払い落とし、新年の無病息災を願う鐘突きは日本の風物詩ですね。
檀信徒の方々や近隣の皆様と良い年越しをお迎えください。
平松