立川流力神と獅子の彫刻修理
秋葉山本宮秋葉神社の神門文化財修理では建物に取付く彫刻の修理も同時におこなっています。
力神4体は現在、澤元彫刻さんの工房で修理開始を待っているところです。
浜松市の担当者や設計監理の方々に視察調査していただきましたので、これから修理方針を決定します。
創建以来約190年にわたって風雨にさらされていたため、劣化や風化が著しく進行している部分もあります。
力神を頭に乗せ力強く四方をにらむ獅子は天峰で保管しており、
それらも修理していきますので、同日に現況の調査・確認をしていただきました。
さすが立川流!彫刻の素晴らしさには浜松市の担当者さんも本当に感激されていました。
このような素晴らしい遺構の残る秋葉神社神門は国の文化財として登録されてもおかしくない建築物です。
私たち天峰で保存修理させていただいていることは誠に栄誉であり感謝いたします。
平松