大工棟梁はスゴイんです!!
東雲寺様本堂の墨付けをしている佐野棟梁を激写しました。
気づいた佐野さんは恥ずかしそうに照れていましたよ。
墨壺(すみつぼ)で墨を吸い込ませて、指矩(さしがね)を線引く位置に当てがい、墨差しで基準線を描いていきます。
図面や建物のイメージが頭の中に入っている棟梁は、材木へどんどん墨付けしていきます。
切り落とす場所、穴をあける位置、深さ、下に来る材料、上に乗る材料、などなど、
さらに、その材木のクセや素性、節の位置や割れの様子などなど、
1本の木を墨付けするだけでも注意しなければならないことが山ほどあります。
このような部材が数百、多ければ数千の部品からなる建築材をすべて把握し、墨付けしていく棟梁はスーパーマンなのです!!
ですが、この凄さが表に出ないのはもったいないので、私が少しでもアピールできればと思っています。
これからももっと大工の魅力を発信していきます!!
平松