今回は、木村棟梁を激写です。
愛知県新城市の寶珠院様位牌堂改修工事の加工を作業場で行っている様子を紹介します。
位牌棚を増設するための側板の部材を製作しているところですが、
大工が1番といっていいほど身近な刃物である『 鑿(のみ)』を使って雛壇の穴を仕上げています。
細かい部分は幅の狭い鑿、広く長い幅のところは広い鑿と、サッと使い分けながら手際よく刻んでいきます。
鑿などの刃物は、朝いちや休憩時間に常に研いでいるため、
スパスパと美しい切り口で仕上がっていて気持ち良いです。
天峰では手道具を使う仕事がメインなので大工衆はみんな楽しく仕事しています。
平松