天峰の背中と祈り
天峰の大工はＴシャツやトレーナーなどの作業着には、背中に共通のロゴが入っています。
良く見ると大きな『 天 』の字の上に重なって文言が書かれています。
現場で声をかけられることがよくあり、「カッコイイネ！」と言ってもらうことが多くうれしいです。
必ずのように言われることが「 なんて書いてあるの？」ですけど(笑)
『 霜柱 氷の桁に 雪の梁 雨の垂木に 露の葺き草 』
火伏せのおまじないです。
本堂建て替え時に、旧本堂を解体すると棟木に墨書で描かれていたり、
棟札に文言が残っていたりと、大昔の暮らしの中で『 火事 』を本当に恐れていたんだなと感じます。
建物の部材と水が関係する単語を掛け合わせて文にするなんて粋ですネ！
時代は変われど、天峰大工は未来永劫建立し続ける本堂を目指して造り続けます！！
平松
