仏像蓮華台の修復の様子を紹介
天峰伝統工芸部いしずえで施工させていただき、今月修理が完了した阿弥陀如来立像の蓮華台修理をお見せいたします。
上の画像は、修理前の様子です。
工房へ持ち帰り、調査・記録・解体・清掃の後、損傷部の繕いを行います。
欠損部品は新規に製作していきます。
繕い状況
仮合わせ状況
彩色・補彩
組み立て
あえて周りとの調和を考慮し古色にて仕上げています。
ピカピカの状態への修理もできますし、経年とともに歴史を感じることのできる仕上げもできます。
このような仏像や台座の細かな修理も得意とします。
ブログでは伝統工芸部いしずえの作業などあまりあげてませんでしたが、これからはもっと発信していきますので
天峰が得意とする新たな仏具・工芸分野をよろしくお願いいたします。
平松