琉球畳
建設中のN様邸では、和室の四畳半を琉球畳にします。
最近では、市松柄になるように敷き込み、畳表の濃淡(影)を楽しむといった琉球畳が人気ですねぇ。
そこで
『 琉球畳 』 …
もともとは沖縄地方で栽培されていた「七島イ」(しちとうい)という植物を使用した畳のことを琉球畳と呼んでいた。
しかし現在では正方形で縁なし畳を、琉球畳というケースが多いようです。
「 七島イ 」草を栽培しているのは、大分県など一部の地域に限られ生産数は、近年特に減ってきており高額です。
ただし、本来の琉球畳には調湿性や防臭・消臭性が高く、一般の イ草 と比べて耐用年数が約5倍長く、火気にも強いと言われている。
見た目はゴツイけれど丈夫で長持ちするところから、遠州地方では『 やろう畳 』と呼ばれたりもします。
最近では琉球畳(琉球風畳)を敷く住宅が多く、和紙や塩ビからできた畳表が多く出回っています。
こうした畳表は、メリットが
・色が選べる
・変色がない
・すりきれに強い
・汚れが拭き取りやすいなど、
デメリットが、
・まったくイ草の匂いがない(無臭)
・自然の風合いが少し劣る(見る人の感じ方による)
など、どんな畳・琉球畳にするかはじっくり選びましょう!!
琉球畳のお話でした(^o^)
平松