薬師堂の瓦
浜松市入野町の龍雲寺様では、
薬師堂の塗り替え工事と、内部改修工事を行っています。
その薬師堂の屋根に乗る鬼瓦がとても特徴的で迫力があります!!
すごく立体的に造られた鬼面です。
頭の上には製作時と思われる年号が刻まれていました。
「文政 十 丁 亥 年」
調べると1827年ですから
じつに187年前です。
この薬師堂、移築されてきたことは分かってますが、
この瓦が新築当時のものか、移築時製作のものかは定かではありませんが、
長持ちしてますね~。
建物ももちろんすごいですが風雨にさらされる瓦が残っているんですから
立派なものです!(^^)!
向拝左側の獅子と隅鬼が同じ時のものだと判明しました。
よく見ると、同じ作り手だと分かりますね。
古い建物は、維持していくにも大変ですが、
当時の人々の思いや建築物を残す仕事をしている私にとっては血が騒ぐ感覚です!
いつまでも美しい建築物が残るといいですね(^o^)
平松