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府八幡宮楼門工事の様子

静岡県指定 重要文化財である磐田市の府八幡宮楼門全解体工事では、

これから柱を起こし直していくための「ひかりつけ」「墨つけ」から「加工・刻み」を行っています。

調査段階で、老朽化と虫被害でどうしても使用不可能な柱を新規に刻んでいます。

礎石(基礎自然石)の凸凹に合わせ柱をぴったり合わせていきます。

 

チェーンブロックで上げ下げしながら徐々に刻んでいきますよ。

柱の加工と並行して、斗供(組物)の補修や埋め木も行っています。

傷みも場所や造りによっても変わってきていますし、

一つ一つからもメッセージを受け取ることができて

とても勉強にもなります。

今月末からは解体した逆順序で組み上げていきますよ。

いろいろな意味で楽しみです。

平松

 

 

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