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瓦修理の様子と注意喚起

掛川市の法泉寺様では、位牌堂屋根瓦の補修工事を行っています。

大棟や降り棟、箕甲などの破風廻りを重点的に修理です。

補修前の画像を見てください↓↓↓

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DSCF9539

DSCF9493

画像から分かるように瓦はズレたり口が開いたり…。

瓦下の土が流れ出てきて

そこへ苔や植物が繁殖し、更に悪い状況になっています。

大棟の壺瓦を外すと更なる悲劇が…。

瓦土が冬の凍結により粘り気を完全に失い、

さらさらのスポンジのような土になっていました。

これでは 瓦を固定する支持力は全くありませんね。

かろうじて、瓦自体の重みで乗っていただけでした。

今回は、瓦はすべて再使用し、

土の代わりに南蛮漆喰を使用し、長年の風雨にも耐えるようキッチリ工事しています。

棟が長いので作業も大変です。

大鬼の固定も 銅線をすべて新規に引き直しがっちり固定です。

この大鬼は昭和25年製作と掘ってありましたヨ。

倉真村(現掛川市)の方のようです。

瓦自体の強度は、まだまだ十分ありますので

今回の補修でまた長持ちしますヨ!!

こういった屋根の上での状況に関しては、

住んでいる方でも状況を把握することは難しいでしょうし、

天峰では随時無料点検を行っていますので、ひと声かけてくださいネ。

早期発見が、建物の長持ちに大きく影響しますから。

そして、注意喚起です!!

今日26日の静岡新聞に載っていました。

訪問営業の瓦やさんには十分注意してください!!

振り込め詐欺と同類です。

言葉巧みに近づいてきます。

気を付けてください。

平松

 

 

 

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