府八幡宮工事の様子
磐田市の府八幡宮楼門の文化財工事では、
軒先の茅負がぐるっと一周、取り付けが完了しました。
妻側(東西面)は、総反りなんですが、
既存の茅負に曲がりや ねじれがあり、簡単に組み戻すだけでは済まないんで大変です。
既存の材と、新規の材の継ぎ手や仕口なども、
古いものに沿っての施工です。
じっくり丁寧に行うことにより、キッチリ納まっていきます(^^)/
そして、次の段階。
裏甲の新規製作分の製作です。
型板に合わせながら一つ一つ造り出していきます。
並行して、母屋束の根ホゾ(梁に乗る下の部分)のひかり付製作。
一カ所一カ所、時間がかかりますが、
数百年先に必ずあるであろう 次の改修工事までキチッとした姿で保存できるよう
心を込めて、こだわりを持って仕事していきます!!
平松