磐田市の府八幡宮文化財工事では、
屋根やさんによる、二段目の軒付けまで完成し、
軒付けの高さに合わせ、屋根やさんと打ち合わせした型板を当てがいながら、
増田棟梁が野垂木を取り付けています。
杮葺き(こけらぶき)屋根は北面の軒先から少しずつ葺き上げています。
手慣れた手つき、そして、口に含んだ釘を一本一本吹き出しては打っていきます。
さらに、若いお弟子さんには要点や注意点を説明し、見せながら指導する姿勢には感激しました。
教え方は、的を得た説明で、無駄がなく。
とても勉強になりました。
育てていく側、現場など監理する側の指導要領で良いところはどんどん見習っていきたいと思いました。
平松