唐破風の製作
カワイ材木の大工村で武田が刻んでいるものは
竹林寺様本堂の唐破風です。
手前右側の端材を見てもらうと分かる通り、
一本の大きな盤から、型板どうり切り出したことがわかるでしょうか。
寺社建築には曲がったり反ったりする部材が多く、
曲げて造ることはできないため、
切り出して、造り出していくため、
端材のムダや、特殊加工の手間など目に見えない大変さがあります!
ですが、古来より 日本人の『 美 』への意識から
労力よりも美しいものを求めるDNAが、現在までも脈々と受け継がれています。
そして今回、唐破風製作の重大任務を任されたのが、
弟子入り4年目の武田です!!
曲がりに合わせた鉋や刃物の支度、製作から奮闘しています!!
平松