雨仕事
浜松市の竹林寺様本堂新築の様子です。
梅雨の時期ですので、雨で現場に出られないときには、
作業場で、屋根に使用する部材を加工しています。
上の画像は、本堂屋根両端に取り付く破風の上に乗る『 登り裏甲 』の仕上です。
小澤棟梁が、フワフワの薄い鉋屑を出していました。サスガ!
そして、クネクネと曲がった材を加工しているのは、
武田。
『 茨垂木(いばらたるき)』の刻み中!
特殊カンナを駆使して、綺麗に仕上げていましたヨ。
相変わらず手先が器用です(^^)/
さて
茨垂木(いばらたるき)とは…。
バラの茨(いばら)のように、トゲのある垂木で、
主に唐破風の裏に収まる湾曲に曲がった垂木。
竹林寺様の茨垂木の断面は、一本一本角度の違いに合わせ平行四辺形になっています。
平松