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文化財修理見学会が秋葉神社で行われました

秋葉山本宮秋葉神社では5月15日の日曜日、

現在工事中の浜松市指定有形文化財である神門保存修理見学会が行われました。

一般公募で申し込まれた来場者向けに作業現場内や彫刻を間近でご覧いただきました。

現場では屋根を木の板で葺く『 こけら葺き 』が進行しており、

珍しい作業の様子を見ていただきました。

希望者が多く、3班に分かれて時間をずらしての開催ででしたので混乱もなくじっくり見ていただけたのではないでしょうか。

神門は190年前である天保2年に建立され、建立当時は仁王門としての建物でした。

何度も修理や屋根の葺き替えを経て、今回初めて全解体修理工事が行われました。

建立当初の墨書や痕跡など新たな発見などもあり、

大工のいたずら書きと思われる墨絵も展示いたしました。

工事の経歴や修理の様子をパネル展示したり、

社務所の一室では獅子と力人の彫刻展示とともに彫刻師の清延さんによる実演も来場者が釘付けになって見ておりました。

 

 

文化財修理の途中経過を目にする機会は少ないと思いますので、

来場された方々は多くのことを学んでいただいたのではないでしょうか。

このような機会があればこれからも率先して協力していきたいと思います。

平松

 

 

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