天峰ブログ 2025.05.28 極樂寺様本堂現寸図描きと宮大工の醍醐味 静岡市の極樂寺様本堂新築の現寸図描きを葛城棟梁が進めています。 実際の屋根の絵を広げたコンパネの上に描くことで、 反りや弛みの具合はもちろん、瓦の納まりや小屋組みの梁や母屋、桔木の取合いまで詳細に把握できます。 反り材はこの時点で型板を取り墨付けに使用していきます。 棟梁の頭の中には、この現寸図描きによって本堂の完成形が出来上がり、 作業の段取りや組立順序、細部の納まりまで含めた立体図が見えています! これこそ宮大工としての醍醐味です!! 平松 Tweet Share +1 RSS 天峰ブログ