木の気になる話④
森の木々は水を貯めて浄化しています。
森林の土壌は、落ち葉が分解されたものなので、
そこに水分や空気が溜まることで 微細な隙間が無数にできています。
その小さな隙間が天然の水の浄化装置であり、
貯水タンクでもあります。
この森の土の貯水力は通常の土壌と比べ、
同じ面積でも3倍以上にもなり
日本全国の森の貯水力は、
なんとダムの2万個以上に相当すると言われています。
しかも、この土壌で貯水された水は、
窒素やリンがマイナスイオンで吸着し、
岩から溶け出したミネラルなどの良い成分を適度に含ませます。
この効果によって山奥の湧水や地下水は
美味しくて安全な 「至高の水」になっていると言えるのです。
平松