銅製の雨樋
この画像を見て、何かわかりますか?
雨樋を下から写した写真ですが、
白く丸いものは、『穴』です。
銅製の雨樋にあいた穴で、大きいもので 2センチありました。
もちろん、屋根から落ちてくる雨水はそのまま下へ流れ落ち樋の機能は全く果たせていませんね。
原因としては、経年劣化だけではありません。
近年騒がれる酸性雨の影響もありますし、
特に、瓦と銅板との相性が良くないですね。
瓦から流れてきた水が、一番集中的にあたる部分に穴が開くことがほとんどで、
屋根やさんの話によると、化学反応をおこし銅板を溶かしている。とのこと。
原因は、いずれにせよ多くの建物でこの症状が出ているので、
以前からブログでも何度か注意喚起していますし、
対策方法も何種類かありますので、
雨漏りなどの問題が発生する前に点検、対策をおすすめします。
写真のお寺さんでは来週から足場を架けて、交換や補修作業に入ります。
また、参考までに、瓦屋根の谷部分で銅板を使っているものと、
瓦屋根の直下になる部分に銅板が使われているものの被害状況画像を載せますね。
↑↑ 谷樋に空いた穴
↓↓ 瓦屋根の直下の銅板屋根
雨の少ない冬の時期が修理には最適です。
天峰では、無料点検も実施しておりますしので
お気軽に連絡いただければすぐに伺います。
天峰建設 0538-43-6773
平松 090-4861-8362