山号額の交換
御前崎市の閑田院様では、山号額・扁額交換を行いました。
足場を組み、今までの額を下ろし、新規に製作した額を掲げました。
山号額 交換前 ↓↓↓
新山号額設置後 ↓↓↓
既存の額は、板の厚みが3センチ程度のケヤキに、
彫刻したもので、板が反ったり、表面が風化してきていました。
もともとの山号額で大切なので、これ以上傷むのもつらいし、
大事に保存したいとの話からでした。
新額は、板厚5センチ。
天峰保管の天然乾燥ケヤキ。
大きさもひと回り大きくし、
縁はかまぼこ状で縁に飾り金物を配置。
全面スリ漆で保護をしています。
文字は、既存を細部まで写し取り復刻しました。
ご住職も本当に喜んでくださり、感謝感謝でいっぱいです。
堂内の扁額も同時に交換しました。
写真では大きく見えませんが、2枚とも、幅2.1メートル×高さ1.0メートルの大きな額です。
このようなお仕事も、天峰ならではの特別金額でお出しできますので、
是非相談してくださいネ。
平松