文化財工事の進捗状況
磐田市の府八幡宮楼門工事の様子です。
いよいよ、屋根の杮葺き(こけらぶき)も今週いっぱいで完成となります。
数カ月の間、住みこみで屋根葺きを行ってくれた職人さんたち、お疲れ様でした。
特に、暑い時期でしたので、素屋根の中でも高い所には熱気がこもり
灼熱の状況下での工事でしたね。
この、葺き上がった屋根を見れば皆さんの熱意が感じられます(^^)/
ホント、芸術的で素晴らしい仕事っぷりです!!
残すは、大棟の熨斗(のし)葺きです。
大棟自体は、銅板仕上となりますので、
大工が箱棟=大棟の銅板下地 を製作し、銅板やさんが仕上げを行ってくれます。
そして大工工事は、
二層目の欄干や濡れ縁まわりの補修や埋め木、などです。
取替え・作り替えがある金剛柵は、既存を元に新規に作成しました。
ちなみに、上の写真は両方とも新規に製作した金剛柵デスヨ!!
右は、経年変化のように見せるため、加工を施したものです。
新しく製作したものには見えませんヨ!(^^)!
工事完了に向けての作業が進んでいます。
平松